国際金融都市東京実現に向けての要望
高島都連幹事長、都議会自民党3役は東京商工会議所を訪ね、国際金融都市東京の底上げを図る為、三村会頭あての要請文を東京会議所常務理事に手渡しました。「東京の経済力を成長、発展させていくための大きな課題であり、是非進めていきたい」との発言がありました。
東京は、成長戦略の柱として外資融資の支援策などを打ち出し、金融取引や投資の活動拠点となり、世界・アジアの国際金融ハブとしての国際金融都市を目指している。
しかし、英国のシンクタンクなどが公表した国際金融センターランキングでは、東京は世界で第4位に甘んじており、税率の高さや英語などの言葉の壁による暮らしにくさなど、これまでの課題が改めて指摘されている。
菅総理が就任し、政府の「国際金融都市構想」の実現に向け、東京のほか、大阪、福岡など各都市の競争力を通じ、金融力を高める環境を作るとしているが、東京は、過去からの歴史も含め、今後も日本経済の中心として、金融、投資環境が集積し、日本最大都市としての優位性をもって、国際金融都市として発展できる都市である。
コロナ禍で、世界の情勢が混乱する中、今こそ、政府、東京都、経済界がスクラムを組んで国際金融都市東京の底上げを図っていくことを要望します。